新年度入りで、新たにカードをつくる人が抑えるべきポイントは?


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新年度が始まり、早一ヶ月。就職や転職、転勤など、人生の転換となるスタートを切った人も多くみられるこの時期、生活の変化等に合わせて、クレジットカードを新たにつくろうとする人もいるであろう。

クレジットカードによって、年会費やポイント還元率、付帯するサービスは異なる。何を重視してクレジットカードを選べばよいのだろうか。そこで今回は、新たにカードをつくるときに、抑えておくべきポイントをカイセツする。

年会費とポイント還元率、利用予想額からお得度をチェック

クレジットカードには、利用額に応じたポイントで、商品券などに交換できるポイントがつくものが多い。利用額に対してポイントがつく割合である還元率から、年会費を支払ってもポイント還元で得となるかみていこう。

カードの年会費が2000円で、ポイント還元率が1%の場合、20万円の利用でポイントが2000円分もらえるので、20万円以上の利用で年会費の元がとれる計算になる。これを年会費無料、ポイント還元率0.5%のカードと比較すると、40万円を超えて利用すると、年会費を払っても得である。

公共料金やスポーツクラブ等、月々固定して支払う金額やクレジットカードの支払い明細書を基に、年間の利用予想額を算出し、ポイントの換算額から年会費を引いて、カードのお得度をチェックしてみよう。

クレジットカードの年会費は、初年度無料のものも多いので、今は現金払いがメインの人は、カードをつくってみて、1年弱の期間の利用額の合計から判断する方法もとれる。

海外旅行保険は自動付帯か確認

海外へ行く機会の多い人が活用できるクレジットカードの付帯サービスが、海外旅行保険。カードのサービスを利用する前提とすれば、海外旅行保険にかける数千円程度の費用が節約できる。このサービスで注意するポイントは、自動付帯か利用付帯かという点である。

利用付帯を条件とするクレジットカードでは、旅行代金の一部をそのクレジットカードで支払わなければ、保険適用されないが、自動付帯ではカードを持っているだけで、海外旅行保険が適用される。

クレジットカードによって保証額は異なるが、クレジットカードのサービスでの保証額では、心もとないと考えるかもしれない。しかし、自動付帯のクレジットカードでは、「傷害死亡」「傷害後遺障害」を除いて、複数のカードの「傷害治療費用」、「賠償責任」、「救援費用」、「携行品損害」が合算可能である。

年会費が無料のクレジットカードの中にも、海外旅行保険が自動付帯するものもあるので、合算して必要な保証額を確保する手段もとれる。ただし、同系列のカード会社のクレジットカードでは、保証額が合算されないこともあるので、入会時に確認しよう。

生活で利用しやすいサービスが受けられるカード

クレジットカード選びでは、ライフスタイルに合わせて、利用しやすいサービスが受けられるカードを選ぶことも重視しよう。

例えば、百貨店やスーパーのハウスカードでは、ポイント還元以外に、特定日等に割引サービスが受けられることもある。ガソリンスタンドでは、カード会員になることで、毎回ガソリンが割引価格で購入できるサービスを提供していることが多い。海外へよく行く人なら、空港ラウンジの利用や空港での手荷物の無料宅配サービスが挙げられる。一見得に見えるサービスも、実際に利用頻度が高くなければ、価値をなさないケースがある。

クレジットカードは多くの枚数を所持していると、ポイントが分散するだけではなく、紛失や盗難のリスクが高まる。自分にとって得となるカードを見極め、2~3枚に絞ろう。

記事作成:マネセツ編集部


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