もう使っていますか? 利用者が急増するスマートフォンの銀行アプリ


 

私たちの暮らしの中で、すっかりおなじみとなったインターネットバンキング。

そのサービスでいま注目されているのが、スマートフォンで振り込みや残高照会などができる銀行アプリです。最近はネット専業銀行に続いて大手銀行も本格参入し、セキュリティや機能性も向上してきたことから、ここ数年で一気に利用者数を伸ばしています。
新たな金融サービスとして人気を集めるスマホの銀行アプリ、急速に拡大する市場の背景にフォーカスしてみました。

 

大手銀行がネット専業銀行を凌いで攻勢

 

日本銀行協会が行った2015年度の調査によると、銀行アプリの利用率は約11%とまだ少ないものの、利用者数は3年前と比べて2倍近くアップしています。
また、アメリカの調査会社が日本国内の主な銀行アプリをリサーチしたところ、2016年10月までの1年間の平均月間利用者数は、前年比41%増。利用者数の順位では、後発組の三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行が1位・2位を占め、先行するネット専業銀行を追い抜く結果となりました(図参照)。

 

 

大手銀行に追随して、地方銀行や信用金庫も市場参入

 

大手銀行に先行してアプリの提供を始めたネット専業銀行は、指紋認証や入出金の情報通知、保有資産の一括管理など、手軽さやユーザビリティを高めて利用者を獲得してきました。また、実店舗を持たずコストがかからないため、大手銀行よりも手数料を安く、預金金利は高く設定できる点が強みとなっています。

そうした中で、ここ数年は大手銀行も自社アプリの開発・提供に本腰を入れ、店頭やCMなどでも積極的にプロモーションを展開。
ベンチャー企業との連携で機能充実を図る三菱東京UFJ銀行や、「ぜんぶスマホで~」のCMを打ち出した三井住友銀行では、ネット専業銀行を凌いで利用者数を倍増させています。

アプリサービスを開始・拡充する動きは、大手他行や地方銀行、信用金庫にも広まっています。
城南信用金庫では、この4月からアプリ提供のサービスをスタート。また、スマホを使って登録先へワンタッチで振り込みができる「パターン振込」(みずほ銀行)や、納税納付書のバーコードをスマホのカメラで読み取るだけで、税公金が支払える「NCBアプリペイ」(西日本シティ銀行)など、ニーズに合わせて機能面も充実してきています。

 

ワンタイムパスワードで安全性も向上

 


 

ここで気になるのがセキュリティなどの安全性ですが、銀行アプリの多くはスマホ内で自動的にパスワードを組成する「ワンタイムパスワード機能」を持っています。
皆さんもご存じのように、ワンタイムパスワードは一定時間ごとに自動で新しいパスワードに変更され、しかも一度使ったパスワードは二度と使えません。そのため、登録したパスワードを使うパソコンでのネットバンキングと比べて、なりすましや不正送金などの被害に遭うリスクを大幅に低減することができます。

実際にセキュリティ大手のトレンドマイクロ社によると、これまで銀行アプリでの不正送金被害は確認されていないそうです。ただし、利用者が増えてくれば狙われるリスクは高くなるため、パスワードを扱う際には注意を怠らないよう呼びかけています。

ちなみに、筆者も某大手銀行のアプリを利用していますが、確かにこれは便利ですね。
銀行やATMに行かなくても、通帳に記入しなくても、パソコンをいちいち開かなくてもOK! スマホひとつでお金の管理ができるので、忙しいときにも大助かりです。
今後、セキュリティなどの安全性を含めて、ますます進化が期待される銀行アプリ。ネットバンキングに抵抗がない人は、一度使ってみる価値はあると思いますよ。

※参考:全国銀行協会HP、朝日新聞

≪記事作成ライター:菱沼真理奈≫  
約20年にわたり、企業広告・商品広告のコピーや、女性誌・ビジネス誌などのライティングを手がけています。金融・教育・行政・ビジネス関連の堅い記事から、グルメ・カルチャー・ファッション関連の柔らかい記事まで、オールマイティな対応力が自慢です! 座右の銘は「ありがとうの心を大切に」。


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