いまさら聞けない「日経平均、TOPIX」ってなに?


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ニュースでよく、「本日の日経平均の終値は1万2000円を割り、1万1983円で引けました」などというアナウンサーの声を聞くことがあると思います。

“日経平均”と聞くと、「日本経済新聞と関係あるのかな?」と思う人がいるかもしれませんね。はいその回答、大正解なのです。
 

日本を代表する企業225銘柄の平均株価

 
日経平均とは、正しくは「日経平均株価」といい、日本経済新聞社が集計・公表している日本の株式市場の代表的な株価指標のことです。
東京証券取引所第一部(東証一部)には約1700銘柄の株式が上場していますが、そのうち225銘柄を選び、それらの平均株価を15秒ごとにある計算方法で算出しています。このため、海外では「Nikkei 225」と呼ばれる場合もあります。
 

「日経平均」の推移

 
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225銘柄は、活発に取引されている銘柄が、あらゆる業種からバランスを考慮されて選ばれ、定期的に入れ替えが行われています。合併や倒産などにより上場が取りやめになるなど、産業界の新陳代謝があるためです。半面、入れ替えることで連続性を欠くことになる問題点も指摘されています。
さらに、おなじみ「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングなど株価の高い銘柄(「値がさ株」と呼ばれます)も組み込まれていますが、その株価の変動が日経平均全体に大きく寄与してしまうという問題点も指摘されています。
しかしながら、との時点での代表的な日本企業の株価の状況が大づかみでき、知名度も高いことから、総務省統計局など政府の経済統計にも用いられています。
 

「TOPIX」とは「東証株価指数」

 
日本の株式市場の株価指標としては、ほかに「TOPIX」もあります。
TOPIXとはTokyo Stock Price Indexの略で、「東証株価指数」のこと。

東京証券取引所含む日本取引所グループのホームページには、次のように書かれています。
 

東証市場第一部に上場する内国普通株式全銘柄を対象とする株価指数です。昭和43年(1968年)1月4日の時価総額を100として、その後の時価総額を指数化したものであり、日本経済の動向を示す代表的な経済指標として用いられるほか、ETFなどの金融商品のベンチマークとして利用されています。

 
2016年9月16日15時のTOPIXは1311.50ですから、約50年前に比べて13倍になっているということですね。TOPIXは東証一部の全銘柄の株価×株数=時価総額を対象としていますから、ファーストリテイリングの株価が多少変動したところで大きな影響は受けません。
両者の違いを、“人気の日経平均、実力のTOPIX”と比喩する人もいるようです。わかりやすいですね。
 

海外の主要株価指数

 
海外にも、もちろん株価指標はあります。
有名なのは、アメリカの「NYダウ工業株30種」と「S&P500」。
前者は日経平均同様30銘柄の株価で、後者はTOPIXのように(代表的企業の500銘柄ですが)時価総額を基にしています。
また、香港の「ハンセン指数」や中国・上海の「シンセンCSI300」、ヨーロッパの「ユーロ・ストック50」なども聞いたことがあるかもしれませんね。株に興味を持ったら、気になる指標だと思いますよ。
 
 

≪記事作成ライター:髙橋光二≫
フリーライター・エディター。1958年、東京都生まれ。1981年、多摩美術大学デザイン科卒業後、㈱日本リクルートセンター(現・㈱リクルートキャリア)入社。2000年、独立して現職。主に経営者インタビュー、コンテンツマーケティング、キャリアデザインなどの分野で編集・執筆。


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